みなさん、こんにちは!
国際カラープロフェッショナル協会の柏原静香です。
早速ですが、みなさんに質問です!
近頃、ご自身が気になる色はありますか?
例えば、ふと気づいたときに、
「さっきもこの色が目に入ったなぁ」
「最近なぜかこの色を選んでしまうんだよな」
というような体験をした心当たりのある方は、ぜひとも今回から始まる【色彩心理】の記事を読んでいただきたいです✨
もしかしたらそれは無意識下で今あなたが必要としている色なのかもしれません。
あるいは、あなたの心があなたへ何らかのメッセージを発している可能性もあります!
色があなたにどんなメッセージを伝えたいのか知りたくありませんか?
というわけで今回は「赤」の色彩心理についてお送り致します✨
「赤」ってどんな色?
みなさんは「赤」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
情熱、力強い、お祝い事、華やか…
挙げだしたらきりがないくらい浮かんできました!
おそらくみなさんも、次から次へと思い浮かんでくるのではないでしょうか?
赤という色は私たちにとって、とても身近な色ですよね。
実際に赤は私たちにとって生命そのものです。
なぜなら、私たちの身体の中に流れる血液は赤い色をしています。
赤ちゃんが最初に見る色、つまり私たちが生まれて初めて見る色って赤なのです。
生物の身体を動かすほどのエネルギーを持った色、すべての色の中で一番暖かく、
そのパワーで生きる活力を湧き立たせます。
また、赤は華やぎの色でもあります。
お祝い事の場では赤が使われますよね。今でこそ赤は日常にあふれていますが、
昔、赤の染料である紅花はとても貴重で、一般人は使用を禁止されていたくらい特別な色でした。
赤はめでたさや慶びを表す色として大切に扱われてきた色です。
特別な日に使われる色としてはまさにうってつけの色なのです。
赤が秘めている力
みなさんは、赤を見ていると、身体がポカポカしてきたり、気分が高揚してきた、というような経験はありませんか?
実際に、赤は神経を刺激し、血液の循環をよくして、心拍数や血圧をあげる力を持っています。
栄養ドリンクのラベルやパッケージに使われるのにも納得ですね!
また、デパートなどのセール会場に赤が多用されるのは、
赤を見ることで知らず知らずのうちにテンションが上がり、
「さぁ、買うぞ!」というお客様の購買意欲を湧き立たせる意図を持っています。
これが例えば、青が多用されていたらテンションは上がりませんよね。
赤は肉体的にも精神的にも私たちにエネルギーを与えてくれるパワフルな色です。
赤が気になるときの心理状態
「何だか最近赤が気になる」という方はいらっしゃいますか?
現在のあなたがポジティブなとき
赤はチャレンジ精神や積極性を表す色です。
今のあなたは、目標に向かって積極的になっている状態なのかもしれません。
赤い洋服や小物を身に着けてそのエネルギーを分けてもらうのもいいですね!
現在のあなたがネガティブなとき
今のあなたは、気持ちばかりが先走っていて、持てる力が空回りしている状態なのかもしれません。
物事が思うように運ばず、イライラしていませんか?
そんなときは、無理をせずに緑の植物などを見て心を落ち着かせてみてくださいね
赤にはそんなメッセージがあるんですね!
赤が好きな人あるある
みなさんは、「好きな色は何色ですか?」と聞かれたら何色と答えますか?
好きな色であなたの性格の傾向がみえてくるかもしれません。
今回は赤が好きな方についてみていきます!
※あくまでも色の性格をもとにしており、すべての方に当てはまるわけではないのでご注意ください。
- 自分に素直で正直者
- プラス思考、ポジティブ
- エネルギッシュ
- 行動力がある
- 情熱的
- 正義感が強い
いかがですか?当てはまるものはありましたか?
赤が好きな人ってパワフル!!
一緒にいたら元気になれそうですね!
まとめ
今回は赤の心理についてお話し致しましたが、いかがでしたか?
赤はとてもパワフルでエネルギッシュな色なので、普段赤を身に着けない方でも、ここぞというときには、取り入れてほしい色です。元気ややる気、勇気を湧き立たせるお手伝いをしてくれるはずです。
とはいえ、「赤は派手すぎて私には似合わない」と思っている方も多いのではないでしょうか?
もしそんな悩みをお持ちなら、一度パーソナルカラー診断を受けてみてください。
あなたに似合う赤がわかりますよ!
【引用】
野村順一,『色彩生命論 イリスの色』,㈱住宅新報社,1996.
二宮恵理子,『好きな色は似合う色』,propus(株式会社サテライト),2020.
色彩心理とアートセラピーが同時に学べる!単発受講も可能なコース
あなたに似合う色がわかる!
国際カラープロフェッショナル協会のサロン部門「Imagination Colors」のパーソナルカラー診断