【パーソナルカラー】イエべ(イエローベース)とブルべ(ブルーベース)について

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こんにちは!

国際カラープロフェッショナル協会のAyanaです。

メディアで良く目にする「イエベ」や「ブルべ」というワード。

メイク雑誌などでは、定番のワードになりつつあります。

シキサイさん

そもそもイエベ、ブルべって何?

イロドリさん

このテーマで詳しく説明していくね。

Index

イエベ・ブルべの歴史と由来

遡ること、19世紀後半。

アメリカの自然科学者であるルード(オグデン・ニコラス・ルード)が、「ナチュラルハーモニー」という理論を唱えました。

ナチュラルハーモニーとは、 “自然界で見られる色の変化のことで、人にとって違和感のない馴染みやすい配色である”というものです。

具体的に木の葉や草の色を例にしてみましょう。

日光が当たる面は明るい黄みよりの緑に見えますが、日陰になっている面は暗く、青みがかって見えます。

この、黄みよりに見える、青みよりに見えるという考え方が、イエローベースとブルーベースの考え方に通じています。

イエローベースの色を顔の近くに合わせると顔の色みも強くなるのに対して、ブルーベースの色を当てると、顔の色みを抑えて白く見える、ということです。

その後、20世紀前半。

アメリカのロバート・ドアが、”イエローアンダートーンとブルーアンダートーン”として、自然界にあるすべての色は二つに分けることが出来る。と唱えました。

また、”黄みを含む色同士・青みを含む色同士は調和する”という「カラーキープログラム」を開発したのです。

このロバート・ドアによる色の2分類が、現在のブルーベースとイエローベースの考え方に強く結びついていると言われています。

少しかたいお話になりましたが、100年以上もの歴史がある考え方だったなんてびっくりですね!

イエベ・ブルべの考え方

ロバート・ドアが提唱したように、全ての色は大きく2つに分けられます。

パーソナルカラーでは、黄みを含んで暖かく感じる色をイエローベース青みを含んで涼しく冷たく感じる色をブルーベースと呼んでいます。

イロドリさん

「肌の色が黄色いからイエローベースタイプ、肌が青みがかっているからブルーベースタイプ」という単純なものではありません。

“手のひらや血管が青みがかっているから、私はブルーベースだわ!”と決め込んで、ブルーベースのメイクをしたり青みよりの服を着る方は少なくないと思います。

しかし、人によっては、更に肌の青みが増して、不健康に薄暗く寂しい感じになってしまう場合があるのです。

こんな方は、イエローベースのメイクやファッションを身にまとうと、青みが和らいで、明るく健康的にいきいきと見えてきたりします。この場合、この方のパーソナルカラーは、イエローベースタイプということになります。

パーソナルカラーとは“似合う色”のこと。

もちろん、肌の色も関係していますが、「イエローベースの色が似合うか、ブルーベースの色が似合うか」なのです。

イエベ・ブルべの特徴

肌の色だけでなく、どんな色が似合うか、という観点からそれぞれの特徴をチェックしていきましょう。

イエローベース(イエベ)タイプの特徴

・手のひらの色が、オレンジや黄みがかっている
・瞳の色が、黄みよりのブラウン系
・白目の色はアイボリー系
・リップやチークは、コーラルピンクやサーモンピンクなどの黄みの色が似合う
・シルバーより、ゴールド系のアクセサリーの方が血色が良く見える
・グレー系より、ベージュやアイボリー系の服の方が顔映りが良い
・ヘアカラーは、明るいイエローブラウンやゴールドベージュなど黄味の強い色が似合う

ブルーベース(ブルべ)タイプの特徴

・手のひらの色が、ピンクや青みがかっている
・瞳の色が、赤みのあるブラック系
・白目の色はブルーみがかったホワイト
・リップやチークは、ベビーピンクやローズ系の青みの色が似合う
・ゴールド系のアクセサリーは浮くが、シルバーやプラチナ系だとすっきりフィットする
・ベージュ系より、グレーやブルー系の服の方が顔映りが良い
・ヘアカラーは、ピンク系やモーブ系などの赤みがかった色、やや紫みがかった色が似合う

どちらのベースカラーが似合うかわかりましたか?   

イエローベースもブルーベースもしっくり来ないという方は「ニュートラル」の可能性があります

イエベタイプの似合う色とメイク

ここからは、イエローベースタイプの方の似合う色とメイクについてです。

イエローべースタイプの方は、その名の通り、黄みよりの暖色系の色が似合います。

血色良く、いきいきと元気に、ハリのある雰囲気に見せることがポイントです。

イエベさんの似合わせメイク

・ファンデーション…オークル、アイボリー、ベージュ系
・アイシャドウ…ブラウンやベージュ、コーラルピンクなど黄みよりの色
・チーク…コーラル、オレンジ、ブラウン系、サーモンピンクなど
・リップ…コーラルピンク、オレンジ、キャラメルなどの暖色系
・グロス…ゴールドやベージュ系

ブルベタイプの似合う色とメイク

ブルーベースタイプの方の似合う色とメイクについてです。

ブルーべースタイプの方は、その名の通り、青みよりの寒色系の色が似合います。

透明感のある肌で、すっきりとした雰囲気に見せることがポイントです。

ブルべさんの似合わせメイク

・ファンデーション…ピンクベージュ、ローズオークル
・アイシャドウ…パステルピンク、ブルーグレー、ラベンダーなど青みのある色
・チーク…ローズピンク、ベビーピンク、モーブ系
・リップ…ローズ系、青みのあるワイン系
・グロス…シルバーやパールホワイト

コスメを選ぶ際には、是非参考にしてみてくださいね!

まとめ

このテーマでは、イエローベースとブルーベースについてお話しました。

この2つのベースカラーを元に考案されたのが、「フォーシーズン分類」という今日のパーソナルカラー診断では最も一般的な診断方法です。

また最近では、フォーシーズン分類にとどまらず、より様々な分類法が登場しています。

より詳しく似合う色を分析することで、メイクやファッション選びが楽しく、充実したものになりますよ♪

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記事を書いたライター

Salon de Avril(サロンドアヴリル)代表。

ICPAにて
15分類進化型パーソナルカラーアナリスト®及び、
骨格診断αイメージコンサルタント®の資格取得。
プライベートは二児の母。

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