みなさま、こんにちは!
国際カラープロフェッショナル協会認定スペクトルカラー診断士のShizukaです。
さて【スペクトルカラー】7色の色彩心理シリーズ3回目の今回は、オレンジの色彩心理について深掘りします。
ICPAスペクトルカラー診断®︎(以下、スペクトルカラー診断)について知りたい方はこちらをご覧ください。


【スペクトルカラー】7色の色彩心理:赤をまだ読んでいない方は、こちらをご覧ください。


内面カラーの活かし方
本題に入る前に、まずは内面カラーの活かし方について少し掘り下げていきましょう。



内面カラーと外面カラー、どちらを優先すべきでしょうか?



迷ったときは、まずは内面カラーを優先してみて下さい。
内面カラーと外面カラーが一致せず、「結局、私は何色を身につけたらいいの?」と迷ってしまうことがあるかもしれません。
おさらいになりますが、内面カラーとは、あなたの心が求めている色(好き・心地いい)で、外面カラーとは、あなたを輝かせてくれる色(似合う色)のことです。
似合う色と、自分が好きな色。どちらを優先すべきか、迷ってしまいますよね。
あなたが「今、自分が何色を着たらいいのか本当にわからない」なら、まずは内面カラーを選んでみてください。
なぜなら、内面カラーが今のあなたが心から必要としている色だからです。
色は言葉以上に多くのメッセージを伝えてくれます。
例えば、赤を見て何が思い浮かびますか?
熱い、パワフル、強い、ヒーロー、目立つ、縁起がいい…など連想できるように、色は特定のイメージや感情を引き出し、社会に共通するある種の符号としての役割をしています。
つまり、内面カラーは、今のあなたの心が求めているメッセージそのものだといえるでしょう。
内面カラーが「赤」ならば、赤から受け取れるメッセージがあなたを幸せにしてくれるといえます。
「あなたの心が元気なこと」が一番ですから、内面カラーか外面カラーで迷った方は、ぜひ内面カラーからお試しくださいね。
内面カラー:オレンジ
ここからは、スペクトルカラー7色の一つであるオレンジについて掘り下げていきます。
内面カラー:オレンジの色彩心理
オレンジは、健康を増進する色です。
なぜなら、オレンジは心と身体を元気にする作用があるからです。
健康の3要素「食事・睡眠・運動」の中で、オレンジは「食事」と深く関わっています。
オレンジを見ると、食欲が湧いてくることがあります。
それはオレンジの刺激が脳内の摂食中枢に働きかけ、胃腸を活性化させるからだと言われています。
食欲がないときは、食卓の照明をオレンジの光(白熱灯)にすると、食欲が湧いてくるのを助けます。
さらに、オレンジは心の健康にも作用します。
オレンジを見ると、明るく楽しい気分になることがあります。
それは、オレンジが赤の強い生命力、黄の明るさや好奇心を合わせ持つ色であり、とてもポジティブな色だからです。
気分が落ち込んでいるときは、オレンジを見るとゆるやかに元気が出てくるので試してみてくださいね。
さて、オレンジが心地よく感じるときの内面がこちらです。
- 積極的に人と交流したい
- 楽しい気分である
- 心身が元気である
- 人肌が恋しい
- 適度にリラックスしている
- にぎやかな雰囲気に憧れる
- 友好的である
あるいは、上記のようになりたいと心が求めているときにオレンジが心地よく感じます。
オレンジは、健康、温もり、社交性、積極性、外向性と深く関わっています。
心地いいオレンジの選び方


オレンジは、赤と黄を混ぜた色です。
赤のバイタリティと黄の好奇心旺盛な性質を合わせ持つ色なので、とても行動力のある色です。
暖色系の色なので、心身は外向的、活動的です。
赤が含まれるので血流が良くなり、活動的になりますが、赤よりはゆるやかです。
黄が含まれるので明るく陽気で、親しみやすい性質です。
さらに、色の調子から内面の欲求を見てみます。
明るく柔らかいオレンジが心地いいなら、穏やかに人と交流したいか、リラックスしたい傾向です。
鮮やかではっきりとしたオレンジが心地いいなら、生き生きと積極的に行動したい、
ややくすんだオレンジが心地いいなら、落ち着いてゆるりと行動したいという欲求がある傾向です。
内面カラーがオレンジのときは、ぜひ参考にしてくださいね。
外面カラー:オレンジ
次に外面カラーのオレンジについて掘り下げていきます。
外面カラー:オレンジの効果
オレンジの特徴はこちらです。
- 暖色(暖かみを感じる色)
- 明るい色
- 親しみやすさを感じる色
- 陽気な雰囲気の色
- 進出色(距離感が近く感じる色)
オレンジが似合う場合、あなたのお顔立ちや色素(肌、髪、瞳など)に、上記のような要素が含まれていると考えられます。
オレンジの明るく元気な印象があなたの外見の特徴と調和しているのです。
オレンジは黄みの強い色であることから、肌に血色感を与えます。
健康的な印象になり、お顔には張りが出ます。
オレンジは強さよりは、柔らかさや穏やかさを感じる色なので、あなたはどこか穏やかで親しみやすい雰囲気をまとっていると考えられます。
オレンジを身にまとうと、明るく元気、フレンドリー、朗らか、社交的、面倒見がいい印象を与えます。
なりたい自分と、周囲に見せたいイメージがオレンジとマッチするならぜひ取り入れて下さいね。
オレンジの外見イメージ


「オレンジを着よう」と思ったときにどんなオレンジを選ぶか悩みませんか?
オレンジといっても、明るさや色味によって与える印象はさまざまです。
今の気分やなりたいイメージに合わせて選んでみましょう。
ここではさまざまなオレンジの外見イメージをご紹介いたします。
明るい・元気な・スポーティー
明るく鮮やかなオレンジは、エネルギッシュで快活な印象を与えます。
「ビタミンカラー」の呼び名通り、見ているだけで元気を分け与えてくれるような色です。
鮮やかな色は主張が強いと思われがちですが、オレンジはどこか親しみやすく、周囲との距離を縮めてくれる力を持っています。
大人な・上品な・ナチュラル
灰みを帯びた少しくすんだオレンジは、ナチュラルでリラックスした印象を与えます。
鮮やかさが抑えられることで柔らかさが増し、肩肘張らない大人の余裕と品のよさが引き立ちます。
自然体でいたいときや、落ち着いた雰囲気を演出したいときに最適です。
優しい・柔らかな・ロマンティック
明るく淡いオレンジは、柔らかくて優しい無垢な印象を与えます。
肌の色に近いトーンは、温もりと安心感をもたらし、緊張を解きほぐしてくれます。
安らぎを与えたいときや、女性らしい柔らかな雰囲気をまといたいときにおすすめです。
落ち着いた・ラグジュアリー・クラシック
茶色にも近いような深く濃いオレンジは、落ち着いた印象を与えます。
大地や木々を連想させる色合いは、揺るぎない安定感と素朴な温もりを醸し出します。
成熟した深いトーンは格式高さを感じさせ、品格あるスタイルを作りたいときにぴったりです。
色が持つ力を味方につけて、毎日をもっと楽しく彩ってみませんか?


さて今回は、【スペクトルカラー】7色の色彩心理:オレンジについてご紹介いたしましたが、いかがでしょうか?
内面カラーは、今のあなたの心への処方箋のようなものです。
今回ご紹介したオレンジは、「健康」と深く結びつく色です。
身体の健康はもちろんですが、「心の健康」を省みるときにもぜひ取り入れていただきたいです。
- 孤独感や不安を感じ、引きこもりがちなとき
- ショックな出来事があり、心が傷ついているとき
- 考えすぎて行動できない、無気力なとき
内面カラーでオレンジが出たときは、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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【参考文献】
二宮 恵理子,『好きな色は似合う色』,propus(株式会社 サテライト),2020.
福田 邦夫,『増補改訂版 色の名前辞典519』,株式会社 主婦の友社,2023.
野村 順一,『色彩生命論 イリスの光』,株式会社 住宅新報社,1996.
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