内面から輝く!【スペクトルカラー】7色の色彩心理:紫

画像

みなさま、こんにちは!
国際カラープロフェッショナル協会認定スペクトルカラー診断士のShizukaです。

さて【スペクトルカラー】7色の色彩心理シリーズ最終回の今回は「」の心理について深掘りします。
ICPAスペクトルカラー診断®︎(以下、スペクトルカラー診断)については、こちらをご覧ください。

内面から輝く!【スペクトルカラー】7色の色彩心理:青をまだ読んでいない方は、こちらをご覧ください。

Index

内面カラーを読み解く|寒色/寒色と暖色/寒色と中性色

前回に引き続き、実際に内面カラー診断の結果を読み解いていきましょう。

シキサイさん

前回は「暖色×中性色」の組み合わせでしたね。内面カラーを2〜3色出すことで、心理状態がよりわかりやすくなります。

イロドリさん

そうですね。心は複雑なので、1色だけで内面の状態を読み取るのは難しいです。複数の色を手がかりにすることで、より深く心理傾向を読み取ることができます。今回は「寒色」の心理傾向についてじっくり読み解いていきましょう。

「内面カラー診断」では、7色のスペクトルカラードレープ(色布)を用いて、あなたが心地よく感じる色を選び、好みの順に並べ替えていきます。

スペクトルカラー7色のうち、寒色はです。
寒色を選ぶときの心理状態は、エネルギーを自分の内側に向けたい「内向的」な状態です。
暖色系がエネルギーを身体活動で発散させたい傾向にあるのに対し、寒色系は脳で思考することにエネルギーを向けたい傾向にあります。
青のエネルギーは、副交感神経を優位にし、心身を深いリラックス状態へと導きます。
興奮が静まり、じっくりと物事を思考できるようになるのが特徴です。

以下を参考に青単色のメッセージや、暖色(ピンク、赤、オレンジ、黄色)や中性色(緑、紫)と組み合わせた場合の心の声を確認してみてください。

青|鎮静と理性、内省への欲求

青は熱気を冷まし、心身をリラックス状態へ導く色です。
過度に興奮しているときや、冷静さを取り戻したいときに惹かれます。
また、勉強や読書、創作活動など、集中して物事を深く考えたいときにも心地よく感じられます。

①寒色×②暖色|思考から実践へ

1番目に青(寒色)、2番目に暖色がくる場合は、「入念な準備を整えてから行動に移したい」という心理が働いています。
青の「分析、計画」と、暖色の「意欲、行動」が結びついた状態です。
すでに準備は十分に整っていて「そろそろ動き出したい」と思っているのではないでしょうか。

①寒色×②中性色|刺激を避け、自然体を保ちたい

1番目に青(寒色)、2番目に中性色がくる場合は、感情の波や対人関係のプレッシャーを避けたいサインです。
無理に気分を引き上げるのではなく、穏やかでフラットな状態を保つことが最優先になっています。
凝り固まった思考を一度リセットしたいときにも現れやすい組み合わせです。

①暖色×②寒色|勢いや情熱を「論理と計画」で形にする

1番目に暖色、2番目に青(寒色)がくる場合は、前のめりな行動意欲に自らブレーキをかけている状態です。
勢いだけで突き進むのではなく、「一度立ち止まって現実的な計画を立てたい」と理性が働いています。
エネルギーが高まりすぎて活動過多になっているサインでもあるため、意識的なクールダウンが効果的です。

①中性色×②寒色|リラックスから集中モードへの切り替え

1番目に中性色、2番目に青(寒色)がくる場合は、心身のコンディションを整えたうえで、知的活動に集中したい心理が働いています。
十分な休息を経て、クリアな思考で物事に取り組む準備が整った状態です。
また、周囲に合わせがちだった姿勢から、「自分自身の意見を主張したい」という意志が芽生えているサインでもあります。

内面カラー:紫

ここからは、今回の主役であるについて深掘りしていきます。

内面カラー:紫の色彩心理

紫は、色彩の中で最も深く心へ働きかける色です。

悩みや不安で感情が揺らいでいるとき、紫はその乱れを鎮め、平静な状態へと戻すサポートをしてくれます。

紫が心に強く作用するのは、「動のエネルギーを持つ赤」と「静のエネルギーを持つ青」が混ざり合ってできる色だからです。
相反する二つの性質を併せ持つ紫は、揺れ動く感情の間で絶妙にバランスを取ろうと働きかけます。

もし今あなたが紫に惹かれているなら、それは無意識のうちに心の安定や癒しを求めているサインかもしれません。
無理に前を向こうとせず、静かでリラックスできる環境で休息を取り、自分の本音と向き合う時間をつくってみてください。

また、紫は感受性やインスピレーションが研ぎ澄まされているときにも心地よく感じられます。
絵を描く、文章を綴る、音楽を奏でるといった創作活動を通して感情をアウトプットすると、心がふっと軽くなるはずです。

紫が心地よく感じられるとき、あなたの内面は以下のような状態にあるかもしれません。

  • 心身の深い疲労やストレス
  • 感情の葛藤やプレッシャー
  • 直感やインスピレーション、美意識の高まり
  • 理想と現実のギャップに対するもどかしさ
  • 深い自己探究と内省への欲求

紫が気になるときは、「自分の内面とじっくり向き合いたい」という欲求が高まっています。
静かなプライベート空間で、創作や自己表現を楽しみながら心を整えてみましょう。

心地いい紫の選び方

紫は色相環上で暖色(赤)と寒色(青)の中間に位置する「中性色」であり、心をフラットな状態に戻したいときに求められます。
選ぶトーン(色の調子)によって現在の心の声が少しずつ異なります。
今の気分に合う紫を選んでみてください。

鮮やかではっきりした紫|自己表現と個性の発揮

「周囲に埋もれたくない」「自分の才能や独自の世界観を打ち出したい」という欲求が高まっています。
個性を発揮し、周囲と一線を画したいという意思があるときに心地よく感じられます。

明るくて優しい紫|緊張の緩和と安心感

日々の緊張やプレッシャー、タスクから解放されて、ほっと一息つきたいサインです。
心がデリケートになっており、優しく包み込まれるような安心感を求めています。

くすみのある紫・暗くて落ち着いた紫|現実の受容と内省

自分の内面と静かに向き合いたい状態です。
理想を抱きつつも現実をしっかり受け止め、そのギャップを昇華しようと心のバランスを取っています。
余計な刺激を避けて、落ち着ける環境で穏やかに過ごしたいときに最適です。

内面カラーが紫だったときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外面カラー:紫

次に、外見の魅力を引き立てる「外面カラー」としての紫について深掘りしていきましょう。

外面カラー:紫の効果

紫には、外見や印象をコントロールする以下のような特徴があります。

  • 穏やかで柔らかな印象(中性色):暖色と寒色の要素をバランスよく持つため、周囲に威圧感を与えず上品な印象を与えます。
  • 肌の透明感アップ:くすみを飛ばす青と血色感を与える赤により、肌の透明感を引き出します。
  • 気品と格式の演出:古来より特別な身分に用いられてきた歴史をもつ色であり、気品とラグジュアリーな存在感を示します。
  • ミステリアスな奥行き:情熱と冷静が混ざり合う複雑な色合いが、知性的で奥深い魅力を醸し出します。

紫が似合う方は、お顔立ちや色素(肌、髪、瞳など)に、これらの要素と調和する特徴をお持ちです。
紫の持つ奥深さが、その人本来のノーブルな美しさを際立たせてくれます。

紫は色相環で黄色の反対側に位置する「補色」の関係にあります。
人の肌色はオレンジ系がベースのため、年齢とともに黄みやくすみが気になることがあります。
そんなとき、顔まわりに紫を取り入れると、黄みを打ち消して肌をパッと明るく澄んだ印象へ導いてくれます
(※メイクの際、お肌の黄みやくすみをカバーするために、紫のコントロールカラーを使うのをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。)

さらに紫は全体的に落ち着いた明るさを持つため、フェイスラインをキュッと引き締める小顔効果も期待できます。
また、赤みを含んでいるため血色感を損なわず、健康的な華やかさをキープできるのも特徴です。

ファッションに紫を取り入れると、エレガント、知的、ノーブル、ミステリアスといった洗練された印象を演出できます。
ワンランク上の上質なコーディネートを楽しみたい日にぴったりの色です。

紫の外見イメージ

「紫を取り入れたい」と思ったとき、どんな紫を選べばよいか迷うことはありませんか?
一口に紫と言っても、明るさや鮮やかさによって与える印象はさまざまです。
なりたい雰囲気やシーンに合わせて、ベストな紫を選んでみましょう。

可愛らしく可憐|クリアで明るい紫

クリアで明るい紫は、若々しくチャーミングな印象を与えます。
花びらが揺れるような軽やかさがあり、親しみやすさを出したい集まりやカジュアルなお出かけにおすすめです。

優しくエレガント|淡くソフトな紫

淡くソフトな紫は、繊細でしとやかな雰囲気をまとえます。
見ているだけで心がほっとほぐれるような柔らかさがあり、癒しの印象や品の良いフェミニンさを演出したいときに最適です。

シックでラグジュアリー|深みのある暗い紫

深みのある暗い紫は、重厚感と格式高さを醸し出します。
落ち着きと芯の強さを感じさせるため、フォーマルな場や大人っぽく知的なイメージを作りたいときに活躍します。

クールでノーブル|鮮やかではっきりした紫

鮮やかではっきりした紫は、凛とした強さと圧倒的な存在感を放ちます。
洗練されたカリスマ性と神秘的な個性が際立ち、周囲と一線を画すスタイリッシュな着こなしにおすすめです。

色が持つ力を味方につけて、毎日をもっと楽しく彩ってみませんか?

全7回でお届けしてきた内面から輝く!【スペクトルカラー】7色の色彩心理シリーズ」、最終回の「紫」は、いかがでしたでしょうか?

紫は、心に深い休息と癒しをもたらし、内に秘めた感受性やインスピレーションを引き出してくれる色です。
もし内面カラーで紫が出たときは、ぜひ立ち止まってご自身の心に問いかけてみてください。

  • 知らず知らずのうちに、疲れや不安を溜め込んでいませんか?
  • 理想と現実のギャップに、心が少し迷子になっていませんか?
  • 自分の本音や独自の世界観を表現したいと思っていませんか?

心が疲れているときは、無理にポジティブになろうとしなくても大丈夫です。
まずは静かな環境でゆったりと心身を休ませてあげてくださいね。

さて、全7回にわたるスペクトルカラーの連載を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

私たちが日常で何気なく選ぶ色は、言葉にならない本音や心の状態を映し出す「鏡」のような存在です。
色に少し意識を向けるだけで、ご自身の心を整えるヒントが見つかります。
「今日は気分がすっきりしないな」
「気合いを入れたい!」
「少し頭を冷やしてリセットしたい」

そんなときは、ふと目にとまる色や惹かれる色に注目してみてください。
色が持つ力を味方につけて、あなたらしい彩りにあふれた毎日を過ごせますように♡

「スペクトルカラー7色の色彩心理シリーズ」の過去記事はこちらから!

ICPAスペクトルカラー診断®︎を学ぶならここ!

新時代のパーソナルカラー!ICPAスペクトルカラー診断®︎士養成講座

色彩心理とアートセラピーが同時に学べる!

色彩アートセラピスト養成コース

【参考文献】
二宮 恵理子,『好きな色は似合う色』,propus(株式会社 サテライト),2020.
福田 邦夫,『増補改訂版 色の名前辞典519』,株式会社 主婦の友社,2023.
野村 順一,『色彩生命論 イリスの光』,株式会社 住宅新報社,1996.

画像
画像

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Share This♡

記事を書いたライター

国際カラープロフェッショナル協会所属。
パーソナルカラーサロンsalon de Mon Charme(サロンドモンシャルム)代表。
2017年から、以前より興味のあった色の勉強を本格的に開始。
2019年、国際カラープロフェッショナル協会にて15分類パーソナルカラーアナリスト®の資格を取得。
色の魅力を伝えていくため、日々、色の勉強中。

Index
閉じる